【新しい流れを感じた日】
ちとせ利用の中学生。
週に一回の学校への放課後登校を継続しています。
ところが、なんだかその登校日の中学生の様子が少し不穏になったきたようでした。
以前よりちとせと直接連携を深めさせていただいていた中学校でもあり、
生徒指導の先生を窓口に、割と頻繁にスタッフとやりとりのある学校でした。
そこで、生徒指導の先生から
「ご本人の素直な気持ちを聞いてみてもらえないだろうか?何か原因があるのであれば、改善できるかもしれないので。私たちも知りたいと思うんです。」
とのお申し出がありました。
わかりました聞いてみますねと、その中学生とお母さんに聞いてみましたところ、きちんと理由がありました。
また、その中学生も決して後ろ向きな訳ではなく、どうしていいのかわからず困っていたようでした。
もちろんお母さんも。
そこで、さてさてどうやってこの事実を伝えるか。
当人たちの思いを伝えるだけでは足りないな、と思いました。
中学校の先生方に、彼らの困りの背景を伝えた上で、彼らの困りが実際どんな風に現れるのかをきちんと知っていただきたいなと思いました。
彼ら界隈の常識と、先生方の常識との違いは歴然としていましたし、勝手には交わりそうになかったからです(理解したい気持ちはあるけど、到底想像できないっていう種類のものだと思いました)。
聞き取りができた旨中学校にお伝えすると、
学校の先生側は、「都合つけて伺いますので、いつがいいですか?」とおっしゃってくださいましたが、今回学校側に思い切ってオンラインでの会議を提案しましたところ、実現しました!
お、いけるんや、オンラインでも!無理なのかと思ってた!!
もちろん対面で話せばより伝わりやすいし1番いいのですが、なにしろお互い予定が詰まっており、時間の調整と拘束時間がかなり大きくなり負担感も大きいです。4人が顔突き合わせるって、ものすごく調整が大変。
もっと手軽に連絡しあえて、さらに頻度が増すことで理解し合えるって関係がいいんちゃうって思ったんです。
学校側2名、ちとせ2名によるオンライン会議は実に有意義でした!!
問題解決にかなり近づきました。
いいやん、このスタイルでの会議!!
確実に時代は変わっていってるなーってこと。
そして、ものすごい耳を傾けてもらえるなーってこと。
むしろ我々の情報提供が、先生方の普段の研修などでの困りのある子への知識を、実際の実践に繋げるための架け橋になってるんかもなーってこと。
先生方も当然勉強されているのですが、実際の目の前の生徒に当てはめて考えることがいかに難しか、を語ってくださいました。
そうだと思います。
そうそう、うちの凄腕スタッフ達も、最初わたしに出会ったとき、わたしが何をしようとしてるのか、なんの目的で何が行われているのか、さっぱりわからなくて首を傾げていました。
そして、活動が終わった後、質問攻めでした。
みんな最初はそんななんですよね。
もちろんわたしも、自閉症児のお母さんになってからこの世界がスタートした訳で、最初はハテナだらけだったわけです。
こんな風に一歩一歩、できることを積み重ねることで、社会に啓発していけたらなと思っております。
時間も労力もかかりますが、お互いの世界観を知り合うことって大事だと思うんです。
いろんな常識はあっていい、お互いに理解しようとすることで、確実に距離は縮まっていきます。
スタッフ高見
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