法人概要

団体名 一般社団法人 育ちとつながりの家ちとせ
代表者名 石田 千穂
住所

〒621-0003
京都府亀岡市千歳町国分下ノ川51

電話番号 0771-56-9018
e-mail info@chitose-kameoka.com
HP https://www.chitose-kameoka.com
設立年 2011年
活動概要
  • フリースクール/療育的活動/親御さんへの関わり方指導 対象:小学校 1年生~18歳程度 不登校、行き渋り、引きこもりのお子さんの学び場として発達障害、グレーゾーン等の生きづらさを抱えている親子の支援社会に出るための準備をしながら学ぶ場として
  • 親子通園 対象:幼児 幼稚園、保育園に行き渋りがあるお子さん、集団での活動に参加しづらいお子さん、日常生活で育てづらさを感じるお子さん 等

<活動日>
月・火・木・金曜日

<活動時間>
10:00~15:00

提供できる内容
  • 発達コンサルティング
  • 親御さんへの関わり方指導
  • 個人・小集団・集団等各種セッション
  • ソーシャルスキル向上、自己認知、親子関係の再構築のためのプ ログラム
  • ペアレントトレーニング
  • カウンセリング
  • 訪問支援
  • 研修・勉強会・講師派遣
  • (発達障害・グレーゾーン・不登校・引きこもり等困り感のある子 への関わり方講座、指導者/支援者向け講座 等)

定款・各種規定

定款

ガバナンス・行動基準/コンプライアンス規定/リスク管理/経理規定/公益通報者保護規定/事務局規定/情報公開規定/職員の給与等に関する規定/文書管理規定/役員の報酬及び費用支給に関する規定/利益相反防止規定/理事の職務権限規程/倫理規定

情報サイト

NPOなどの公益活動を実施している団体に関する全国規模のデータベース


事業紹介マンガ

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事業紹介動画


これまでの歩み・今の私たち

2011年「森のようちえん そとっこ」を立ち上げ、野外活動や手仕事中心の自主保育スタート。

2014年フリースクール「暮らしと育ちの森 そらまめ」を立ち上げ、面白く夢中になれる活動を通してしんどさを抱える子ども達が生き生きと変わる姿を見てきました。 一方で、やりたいことはあるのに社会に出ていけるだけの人としての土台づくりが難しい子がほとんどだということが課題でもありました。

2017年5月、フリースクールの名称を「一般社団法人育ちとつながりの家ちとせ」と変更し、法人格を取得。

2018年より療育的支援を得意とする指導者が加わり、応用行動分析学の理論と実践を展開。 楽しい活動の中で着実に力をつけていくことが可能になりました。

また、親御さんに家庭での関わり方を具体的にアドバイスし実践していく仕組みを作ったことで、子どもを中心に周りの大人がチームとなり支援し、結果として必要な土台を固められる、そんなちとせへ生まれ変わりました。

ちとせでの学びを経て、学校に復帰していく子、自分なりのペースをつかみ社会へ出ていく子、そんな実績が私たちの誇りです。 


助成事業実績

  • 亀岡支え合いまちづくり協働支援金助成事業(2011,2012,2018,2019)
  • 京都新聞社会福祉事業団 子育て仲間を応援事業助成金(2012)
  • 公益社団法人生涯学習かめおか財団 生涯学習事業助成金(2017,2018)
  • 京都府地域力再生プロジェクト支援事業交付金地域力ビジネスプログラム(2018)
  • 独立行政法人国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金助成活動(2018)
  • 京都府地域交響プロジェクト交付金(2019,2020,2022)
  • 京都府ひきこもり状態にある者のための社会参加支援事業補助金(2019,2020,2021,2022)
  • 一般社団法人都福祉事業協会助成金(2019)
  • 新型コロナウィルス対応緊急支援助成(2021)
  • 原田積善会(2022)

スタッフ紹介

代表理事・子育て心理カウンセラー 石田千穂

①名前

石田千穂 代表理事

②主な経歴

大学で心理学を専攻後保育士となる。
2人の娘を育てる中で、未就園児対象の自然遊び場スタッフを経て、2011年「森のようちえん そとっこ」を立ち上げる。
同じフィールドで活動していた小中学生対象の冒険遊び場スタッフを兼ねることで、幼児~中学生の活動に関わることになる。
森のようちえん卒園生に既存の小学校に馴染まない子どもが我が子を含め一定数いたため、オルタナティブ教育について学び
2013年「根っこの学校 そらまめ」を立ち上げる。
2017年幼児~中学生を統合し、「一般社団法人 育ちとつながりの家ちとせ」を設立。

③ちとせに関わるようになった経緯とどのような思いで関わっているか

オルタナティブスクールとして活動する中で、一定得意を伸ばしていくことは出来るけれど、深めきれず頭打ちしてしまう状況がありました。また、社会性の部分に大きな困りを抱える子が多く、彼らが気持ちよく人と関わり、自分なりに自己実現しながら歓びを持って生きるためには、それぞれの子が抱える困りの部分をもっと積極的に改善していくことが不可欠だと思い至りました。
そんな中高見に出会い、彼女からノウハウを学びながら現在のちとせの活動・事業に変革していき、本当の意味で生きる力を育む場が叶ってきたと感じています。

④できること、取り組みたいこと

・大人・子どものカウンセリングによる問題の整理や自身の状況の把握、お子さんへの理解を深めること、コンサルティングのフォロー
・療育セッションの実施
・視機能検査とトレーニングプランの提案
・遊びや活動の中での子どもへの支援や親御さんへの関わり方指導
・学習支援

⑤資格・経験

・保育士資格
・子育て心理カウンセラー
・認知行動療法コーチ
・ビジョントレーニングインストラクター(今年度取得見込み)


教育/療育/就労支援アドバイザー 髙見雅子

京都市在住。一児の母。 企業で人事教育を担当し全社教育の企画立案などを担当。 長男(高3)が重度知的障害・自閉スペクトラム症と診断後応用行動分析学や感覚統合を学び、日々の療育セラピーや生活に密着した学びを模索し、自分スタイルを確立して実践する。

3年間、小学校の非常勤講師として教科担任、特別支援、不登校児対応を担当。

その後、当法人のスーパーバイザーとなる。

困りを持ったお子さんの基礎作りを主軸に置き、生活に密着した日々の関わりの中で社会で生きていくための土台を作るお手伝いをしている。

応用行動分析学の手法を用いながら遊びの中で子どもを育むのが得意分野。

2019年、のべ100ケースあまりの親御さん向け発達コンサルティングを実施。

【資格・経験】

  • 元小学校非常勤講師
  • 知的障がい・発達障がい児療育経験
  • 発達障がい専門誌「きらり。」8号~療育エッセイ寄稿
  • 福祉施設での支援者研修講師
  • 親御さん向け講座講師・勉強会講師
  • ビジネススキル研修講師(通信)
  • 芦生自然学校様 講演(2020年10月)
  • 【子どもの素敵な行動を引き出さそう!】(2020年11月~2021年3年)

↑第一回講座のダイジェスト動画


指導員 中島愛子

1981年生まれ 2児の母。 剣道2段、色彩検定3級、衣料管理士、図書館司書、子育て支援養成員、FP3級

子どもが産まれ、子どもたちともっと一緒に過ごしたいという気持ちが大きくなり、森のようちえん そとっこを運営メンバーとして5年過ごし、その後「育ちとつながりの家ちとせ」のスタッフとして、運営及び企画に携わる。

コミュ二ティ子育ての魅力にどっぷりとハマる。

[資格・経験]

子育て支援養成員 感覚統合学会会員


アシスタントスタッフ・作業療法士 北尾あおい

①名前

北尾あおい

②主な経歴

1985年生まれ 大学で作業療法学科を専攻し、作業療法士の免許を取得。卒業後は京都市内の総合病院にて急性期~回復期のリハビリテーションに従事。 2019年から我が子がちとせのスクール生となり、現在はアシスタントスタッフとして働きながら療育生活を送る。

③ちとせに関わるようになった経緯とどのような思いで関わっているか

長男が小学2年生の時に不登校となり、スクールカウンセラーに相談したところ、ちとせを紹介される。 親子でちとせの活動に参加していく中で、応用行動分析学に基づいた子どもへの関わり方や、遊びを通して人として生きるための土台作りをするちとせの方針に感銘を受ける。 ちとせで子どもへの関わり方や、支援の仕方を学び2021年からアシスタントスタッフとなり、2023年からはプレイセッションも担当する。 「楽しそう」「やってみたい」と思える環境を作り、子ども達が様々な事に挑戦する姿を応援していきたい。

④できること、取り組みたいこと

感覚統合の遊具などを使って遊びながら体の発達を促す。 取り組みたい事は、子ども達がおもいっきり遊べる場所の開拓と明るい不登校の啓発を兼ねて、定期的にちとせを飛び出して公園や広場に遊びにいく。

⑤資格・経験

作業療法士 感覚統合学会会員


アシスタントスタッフ 鈴木裕希

①名前 

鈴木裕希(ゆき)

②主な経歴 

1978年生まれ。東京藝術大学美術学部油画科卒業。 自然に囲まれた環境で子育てがしたいと思い、結婚と同時に南丹市へ移住。 長女が3歳の時に「森のようちえん そとっこ」に参加し、一年余り一緒に活動を共にしました。

③ちとせに関わるようになった経緯とどのような思いで関わっているか

長女が小3で完全な不登校になったとき、元々そとっこに関わっていた流れからちとせへ通い始めました。 その後息子も続いて不登校になり、それから学びを深め2022年からアシスタントスタッフとして勤務するようになりました。 元々子どもと遊ぶのは苦手なインドア派ですが、ちとせで色々と教えてもらっているうちに楽しく遊べるようになり、今ではちとせで何の遊びをしようかリサーチしたり考えるのがすごく楽しいです! ちとせで子どもたちが「心から楽しい」「できた!」と思える前向きな関わりができるように頑張りたいです。

④できること、取り組みたいこと

絵を描くのが好きなので、絵の具遊びや創作も幅を増やしていきたいです。 取り組みたいことは、もっと感覚遊びを増やして、ハッとするような体験がたくさんできたらなあと思います。

⑤資格・経験

アーツセラピスト 美術系予備校講師の経験あり 第41回ちばてつや賞準優秀賞受賞 Instagram『プニ子とポン太の凸凹日記』にて支援の日々を漫画にしています。

https://www.instagram.com/hoantama


推薦の声

発達領域 作業療法士 小西紀一氏

【プロフィール】

1947年生まれ。大学で心理学を専攻したのち、米ピュージェットサウンド大学大学院で作業療法士となる。 日本の作業療法士協会 発達障害領域で有名な研究者であり、感覚統合療法の日本の第一人者として知られる。 関わった人は、彼の常に柔らかく丁寧な言葉遣いと真摯に人に向き合う姿に魅了される。 言葉を持たない発達障害児ともコミュニケーションを取り、彼らのニーズをしっかり満たす様子が目に焼き付いて離れない。

  • 発達障害児者の感覚統合療法の研究者
  • 日本感覚統合学会認定講師
  • 『子どもの能力から考える 発達障害領域の作業療法アプローチ』(メジカルビュー社、2013年)等多数の本を執筆

【主なご経歴】

  • 京都大学 医学部 保健学科 教授
  • 姫路獨協大学 副学長/医療保健学部 作業療法学科 教授

2022年1月10日


発達領域 作業療法士 森川純子氏

「育ちとつながりの家ちとせ」の活動は、わざわざ設定された療育環境とは異なり、自然な生活集団の中で、子どもさんの発達課題に応じた関わりを大切にされているところが魅力です。

スーパーバイザーの髙見さんのアドバイスは単なるアドバイスではなく、非常に論理的で、子どもさんやご家族の個性をしっかり捉えておられるので説得力があり、「やってみたい」と思えるヒントがいっぱいあります。

また、髙見さんの保護者さんへの働きかけは、単に親御さんがお子さんの困りまるごとを受容するだけでなく、お子さんが少しでも良い状況にもっていけるように保護者として今何ができるのかという観点で考えていけるように後押しをされています。 子どもさんにとっては自分のことを肯定できる場所であり、保護者の方にとっては自分の子育てをじっくり見つめることができる、そんな素敵な場所です!

2020年2月18日


株式会社みのりの森 代表取締役 朝倉美保氏

  • 発達障がい専門誌きらり。編集長
  • 発達障害当事者(ASD.ADHD)
  • 双極性障害当事者

「育ちとつながりの家ちとせ」 古い民家を活用した自然に囲まれた環境で、子どもたちの「育ち」にじっくり向き合える場所です。

フリースクールに通うお子さんの困りごとや悩みはさまざま。 お子さんの発達だけでなく、育つ環境にも目を向け家庭環境や親御さんの考え方などにも関わりながら、トータルで問題解決に向かって取り組むことができます。

お子さんが困っている=ご両親も困っている

親御さんの子育ての悩みに応えるだけではなく、お父さん、お母さん自身ともじっくり向き合い、ケアしていくのが特徴的なところ。

また、「ひとりで悩まない」環境づくりにも取り組まれています。 「みんなで子育て」の言葉がふさわしい、父母が協力し合う姿がとても印象的な場所です。

そして、髙見さんの療育の専門知識を活用した実践的なコンサルティングは、素晴らしいです。 困りごとを受容するところからしっかり親子と向き合い、段階をふみながら一歩ずつ解決に向かっていきます。 的確な指示はきっと役に立つと思います。

困りごとの根本に「発達障害」が関係していることが多々あります。 特性の把握、理解、受容、暮らしの工夫など、その人の段階に合わせたコンサルティングができる人はなかなかいません。

司令塔の髙見さんだけでなく、スタッフのみなさんが一体となって取り組んでいるからこそ、「育ち」の環境が整えられていくのだと感じています。

「ひとりだ」 「孤独だ」 「でも、がんばらなきゃ」 「誰か助けて」

そんな呪文に囚われている方は、この家に一歩踏み入れてみてください。 あたたかな眼差しで包み込んでもらえるはずです。勇気を出して行動すれば、きっといいことがありますよ。

みのりの森 https://www.minorinomori.co.jp/

2020年2月19日


放課後等デイサービス ノーザンライツ 障がいのある人と外遊びを楽しむ会 ツチノコ野外倶楽部 代表 佐々木健介氏

フリースクール「育ちとつながりの家ちとせ」は、山も川も近くにあり、行きたいときにすぐ行って自然を堪能できるという好立地にあります。 またスタッフが、元森のようちえんをされていただけのことはあり、外遊びが結構得意。 山遊び、川遊び、サイクリングなど、年間通じて経験できるのが魅力です。

敷地内の竈での火起こしも、やりたい時にすぐできるなんて、魅力的ですよね。

私が一緒に活動(釣り)をしたときに感じた事は、子どもたちはもちろん、そこに集う保護者さんやスタッフも、すごく楽しそうだということでした。

そして、遊びの中にこそ子どもたちの生きた学びが詰まっている、その考え方に心から共感します。 応用行動分析の理論と経験に裏打ちされた高見さんの的確なアドバイスは、このスクールの大きな財産です。

福祉制度の縛りがないので、純粋に子どもたちのためになる活動をできるのもいいですね。

放課後等デイサービス ノーザンライツ https://northernlights-ds.jimdofree.com/

2019年2月20日


保健師 成島千鶴氏

「育ちとつながりの家ちとせ」の活動を知ったのは、講演会に参加したことがきっかけでした。 そこで高見さんのお話を聞き、発達課題を持つ子どもたちが支援を受けながら活動できる場所なのだと知りました。

私の友人が高見さんの発達コンサルティングを実際に受けています。「高見さんからいただいた提案をやり続けていたら、自分と息子が揉めるときのパターンがわかってきた。」と話していました。実際にどのような行動をしていけばいいのか、具体的に指導してもらえる、そんな場所は探してもなかなか見つけられません。

高見さんは子どもの発達の見立てができるのはもちろん、いろんな遊びを通して支援していく優れたセンスも持たれています。

保健師として幼児の健診や相談に携わっていると、発達に課題があるお子さんと保護者さんをどこに繋げるか?ということが非常に悩ましいのですが、この法人や高見さんのことをお伝えできるのがとても心強いです。

法人を支えるには高見さん1人のスキルだけでは限界があり、他のスタッフの育成にも尽力されています。 また親御さんへの指導も的確にされているので、社会の中に支援の裾野が広がっていくのではないかと期待しています。 困りを抱えた親子が、この法人に出会われるといいなと願っています。

2020年2月21日


身体障害領域 作業療法士 北尾あおい氏

ちとせに通う子ども達は、何かしらの困り感を持ち、些細な事に引っかかり自力では上手く乗り越える事ができない子ども達です。 それがいつしか不登校、行き渋り、日常の行動の制御のできなさ、見通しの持てないイライラや不安など、問題が大きくなってしまうのです。 親たちは、そんな子ども達とどのように関わり、どのように一つ一つの問題を乗り越えていったらいいのかわからず、途方に暮れてしまいます。 親子共に、全く先が見えず、煮詰まった状態でちとせにたどり着いた親子ばかりです。

しかし、ちとせにはしっかりとサポートしていただける体制が整っています!

①高見さんの発達コンサルティングで、子どもの困りを応用行動分析学に基づいて丁寧に分析していただき、今その子に必要な力は何なのか、その力をつけるために何をしないといけないのかを明確にしてもらえ、丁寧に指導してくださいます。 子どもに向き合ってみよう、一歩踏み出したら変わるかも、そんな勇気がもらえます。

②石田さんに子育てなどの悩みを相談をすると、今の状況を冷静に説明してくれ、その時の苛立ちや不安な気持ちがフラットになり、穏やかな気持ちになります。つい相談したくなる、そんな方です。

③中島さんは子ども達が小さな一歩を踏み出せた時を見逃さず、彼らが成長出来たことを一緒に喜んで下さいます。そしていつも全力で向き合ってくださいます。 とても励みになります。

④的確にアドバイスをもらっていても上手くいかず落ち込む事もありますが、ちとせのお父さんお母さんメンバーと励まし合って応援し合うことができます。 横のつながりも、とても温かく支えになります。

⑤ちとせでの遊びを中心とした経験の積み重ねで、子ども達は社会に出るための土台を築き、親は正しい支援方法を学べます。

子ども達はちとせでどんなことをしようか、毎日楽しみに通ってきます。楽しく遊ぶ中で、たくさんの力をつけていきます。 もしお子さんが、親御さんと一緒でないと来れない状態であれば親子で一緒に通ってきてもいいですし、親が支援方法を学ぶために自主的に一緒に通うこともできる、そんな場所です。

実際に通ってきている親子は、絶望しながらの毎日、不安しかなかった毎日から、数か月で親子で笑って過ごせるようになっておられます。 そこからも長い道のりですが、先の見通しは明るくなり、やるべきことが見えてくると希望が見えてきます。

ちとせの支援パワーが、これからもたくさんの親子に注がれて、子ども達が自分らしく社会に旅立っていけるものと確信しています。

2020年2月27日


発達領域 作業療法士 中川瑛三氏

  • 自分の体が思いのままに動かせない、自信が持ちにくい
  • なんてことない刺激が痛い、気持ち悪い、うるさい、まぶしい
  • 相手の意図が読めずに自分の思いだけで行動する
  • 新しい場所や人、出来事に対してうまく対応できず、不安になりやすい

発達凸凹を持つ人にとって、「当たり前」「みんなと一緒に」は難しいことが多いですが、その特性にご家族が気づくことは簡単なことではありません。

不登校や暴言暴力などの問題行動という形になって、はじめて気づくことが多く、その時にはすでにご家族だけでは問題を解消することは難しく、専門家のサポートが必要です。 そんな時、高見さんの発達コンサルティングはご両親の力強い味方になることでしょう。 応用行動分析を用い、現状をしっかりと把握、対応方法を論理的かつ具体的に提案してもらうことができます。

また、ちとせの近隣には自然が多いことや、小集団での活動が用意されていることなど、豊かな遊びの環境があることもお子さんの育ちには効果的です。 そしてなにより、「育ちとつながりの家 ちとせ」の魅力、高見さん、石田さん、中島さん、参加されている親御さんたちの温かな笑顔がお子さんとご両親を癒し、勇気づけ、育ちを支えてくれることでしょう。

ご両親はまずお子さんの変化を願われることが多いですが、ご両親も一緒に育つこと、これが重要だと日々感じています。ちとせは、親も子も「育ち」、社会と「つながる」、そんなパワースポットだと思います。

2020年3月19日